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新橋夢クリニックで妊活をしています。→卒業→2人目妊活中。


by eboshininkats

妊活を終えて思うこと

妊活をしておもったことは、
もっと早くから取り組めばよかった、ということに尽きる。

早く取り組めば早く妊娠する可能性がたかい。

若い卵子の方が妊娠しやすいのは当然だ。

なぜもっと早く取り組めなかったかと言えば
子どもを産める環境が整わなかったから。

私はフルタイムではあったけど任期付きの仕事に
ずっと就いてきた。

任期がなくなるよう、頑張って働いてきた
つもりだが、雇い主の事情により
叶わなかった。

任期のない立場になったら安心して
産休も育休も取れる、と思って
なんとなく子作りを先延ばしにしていた。

それとパートナーの収入を想像すると
そうせざるを得ない状況だったのもある。
(直接は年収を聞かなかったけど)

その後パートナーの収入がものすごく安定し、
避妊しなくなったものの1年経過しても
子どもができなかった。

妊活した方がいいかも?という考えが頭をよぎるも、
不妊治療は婚姻関係にある相手の子作りをする際にしか
受けられなかったので、
不妊治療はうけられなかった。

ちなみに個人的には戸籍制度に反対しているので
というか、なぜパートナーをお上に知らせなくては
いけないのか、と疑問に思っていたし
異性愛者のカップルだけが優遇されるのは
おかしいという気持ちもあって
婚姻届を提出することを躊躇していた。

ひょんなきっかけでパートナーと
法律婚することになり、
パートナーの年齢が妊活の補助の対象から
外れそうな時期が差し迫ったことで
妊活をスタートさせることになった。

働く女性全てに、産休や、育休を
当たり前のように取れる風土が日本にあれば
皆、もっと子どもを持つことに積極的に
なれると思う。

それから、産んだ後のことも
いろいろ考える訳だから、
女性の賃金を男並みにして、夫が稼いでなくても、夫がいなくても子育てできるとか、
子どもの教育費や医療費がやすくなるとか
父親にも強制的に育休を取らせるとか
それが無理ならせめて小さい子どものいる父親は
定時で帰らせるとか
電車で子どもが泣いても、「うるせーんだよ」、という空気にならず、「元気いっぱいだねー」という感じの雰囲気になるとか、
出産後の家事は全部ヘルパーがやってくれるとか、、、


そういう社会じゃないと
子どもが欲しくてもなんとなく諦める人が多いんじゃないか。
なんとなく諦めているうちに妊娠できる年齢の
上限が迫ってきて
いよいよ無理?ってなった時に
初めて妊活に取り組む人が多いんじゃないか。

「日本の少子化の原因は、女が子どもを生まないからだ」
平気な顔して言えるオッさんは、そんなこと
言うよりも、
電車に子どもが乗ってきた時に
「元気な声で泣いてるね」くらい
言って欲しいし、
家に早く帰って家事や育児して
日本の男の家事負担率をあげて欲しいし、
その方がよっぽど
少子化対策に役立つと思う。





by eboshininkatsu | 2016-11-21 22:09 | つぶやき